短角牛は、東北地方で元々荷物の運搬用に飼育されていた南部牛に、明治時代に入ってきたショーホーン種が交配され、厳しい自然環境の中での夏山冬里の飼育形態に適すよう改良された品種です。肉専用種として1956年に誕生したのが日本短各種なのです。
厳しい自然環境の中でたくましく育つ短角牛ですが、霜降り肉になりにくいのが特徴で、現代の人気品種「黒毛和牛」におされ、現在は全国で2万頭を切っており、絶滅が危惧される貴重な日本固有の牛です。
黒毛和種の毛色が真っ黒なのに対し、日本短角種は赤茶色。おなじみ「赤べこ」の愛称で親しまれてきました。おもに岩手や青森・秋田・北海道などで飼育されています。
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